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目次
仕事の中で起きている「伝言ゲーム」
一列に50人が並び、先頭の1人が隣の人にだけ「ある情報」」を伝える。
そして、その情報を入手した隣の人が、次の人へと伝えていく。
お題の難易度にもよりますが、50番目の人にその情報を正しく伝えることは簡単ではありません。
これはゲームだけではなく、普段の生活や仕事の中でも起きていることです。
- 来週は天気がいいみたいだからみんなでドライブに行こう
- 来週、天気が良かったらみんなでドライブに行こう
- 来週、雨がふらなかったらドライブに行こう
- 来週、みんなでドライブにいくのだけど、もし雨が降ったらどうする?
- 来週のドライブ、もし雨が降ったら飲み会に変更ということで!
- 来週のドライブ、飲み会に変更になるみたい
- 来週のドライブ、どうなたんだろうね?
このように、少しづつ解釈がかわっていくのが伝言ゲームの特徴です
なぜ、こんな簡単な情報が正しく伝わらないのか?
その理由は、それぞれが自分の感覚でイメージしてから言語化するからです。
「天気がいいみたいだから」が「天気が良かったら」に変わるだけで、次の人に正しく情報が伝わらなくなります。
1番目の人は、天気がいいみたいだからみんなでドライブに行こうと言ってます。
「いいみたいだから」すでに調べているということですが、2番目の人は「天気が良かったら」と言ってます。
まだ自分では調べていないのでしょう。
3の人は「天気が良かったら」を「雨が降らなかったら」に勝手に変更
伝わらないのは一人一人のイメージが異なるから。
つまり、本当の原因は一番はじめの人にあるということです。
もし発した言葉が、こうだったら…
「天気予報を見たら来週は天気がいいみたい。みんなでドライブに行こう。富良野のラベンダーや美瑛の青い池を見に行かない?」
青空の富良野ラベンダー、真っ青な池のイメージが優先すると思いませんか?
ランチ会交流会などイベント参加者募集もイメージが大事
イベントで人を集める時なども、イメージを伝えることがすごく重要です。
時間がある人は参加してください!というと、時間がない人は来なくていいと解釈します。
こんな体験ができる機会はめったにありません!ぜひ時間を作って参加してくださいね!
というと、その体験がイメージできるので、参加しやすくなるだけではなく、周囲の人にも伝わりやすくなります。
ちなみに、今年開催した支笏湖キャンプ交流会の写真
夜遅くまで酒を飲みながら語りました^^
正しく情報を伝えるために
人は自分のフィルターを通して自分なりのイメージを作ってから、次の人へ伝えます。
相手のイメージと伝える側のイメージが一致すれば、正しく伝わり、行動してくれる人も増えていきます。人から人へ、情報が繋がってる時代だからこそ、正しい情報発信を意識することが重要ですね。
その場にいったら何があるのか?何が起きるのか?何が得られるのか?正しく情報を伝えるために、相手がイメージできる一言を見つけてから発信しましょう!
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