売れる商品の作り方、仕入れて並べるだけでは売れない

本当になんでもある時代になりました。大きな会社や店舗に人が流れ個人店は潰れるばかり。駅前の靴屋さんや本屋さんはシャッターを下ろしています。

今はネットの時代。だからネット通販だと、今まで店舗に並べていた商品をネットショップに陳列しても、状況変わるとは言い切れません。

とにかく商品やサービスに溢れた時代なので、仕入れて並べるだけの商売ではこれから先は通用しないと思った方がよさそうです。

これからの商売で成功するためには、他にはない何かが必要です。

何かと何かを組み合わせたり、何かを無料にして集客し本命商品を売ったり、自分だからできる付加価値を加えたり、とにかく「従来の価値以外の何か」が必要なのです。

技術を学んでも、知識を身につけても同じです。その技術は知識は他の人も持ってるわけですから。

でも、具体的にどうすればいいのかわからない。答えがわからず悩んでいる起業家や経営者がたくさんいます。

まず、「この商品は」という考え方を捨てることです。お客様は商品が欲しいわけではない。自分が抱えてる悩みを解決したり、欲求を満たしたいのです。

よくありがちな悩みがダイエットです。痩せたいけど痩せれない。その理由はとてもシンプルです。運動が続かない。つい食べてしまう。大きくはこの2つだと思います。

どうして続かないのか?
どうして食べてしまうのか?

ここを徹底的に考えるわけですね。何が邪魔をしてダイエットができないのかを。そして、本当に運動が必要なの?食事制限が必要なの?と逆発想でも考えてみてください。

そうなると考えることは2つです。

(1)継続できる理由を見つける
(2)運動も食事制限も不要のダイエット法

さらに欲張ってこんな考え方もあります。

(3)継続できる理由が明確で、運動も食事制限も不要のダイエット商品

でも、これだけではなんか物足りない。多分いろんな人が同じようなことをやってますよね。

そこに、「楽しさ」「便利さ」などを加えることができないか考えてみてください。ここまで深く考えると、何か新しいヒントが見つかったりします。

1対1のサービスなのか?それともグループで対応するのか?オンラインのシステムなのか?ターゲット客によって売り方が変わってくるので、「提供方法」も考えなければいけませんね。

そして商売で最も重要な要素の一つ「値付け」「支払い方法」を考えてみましょう。価格設定をするときは他社のサービスと比較した方が良いかもしれません。

ここまでが明確になったら、最後にネーミングを決定します。商品名はとても重要で、ネーミングによって売れ方が変わるのは事実です。

セミナータイトルなどでも同じですね。魅力的なタイトルだと興味を持つ人は多いし、魅力のないタイトルだと興味を持ってもらうことができません。

提供するものは同じでも、コンセプトや売り方を変えれば、今まで売れなかった商品も売れるようんあるものです。

仕入れて並べるだけで売れる時代は終わりました。相手にとって何がメリットなのか?相手の悩みや心理を考えながら商品作りをしましょう!