10年営業していいて常連客が30人いないサロンは何が悪い?

僕の仕事はクライアントの利益を増やすための仕組みを形にして結果を出すことです。クライアントの商品が売れる仕組みとプロモーションに必要なコンテンツを作ることが求められることです。

そのために、毎日、いろんな会社の成功事例を調べたり、自社に当てはめて実践したり、マーケティングの研究を続けています。

エステサロンはお客様を綺麗にするのが仕事、治療院はお客様の心と体を改善する仕事、飲食店はお客様の目的に合わせた感動を提供するのが仕事。

考えなくても当たり前のことなのですが、それが理解できる人とできない人がいます。

理解できない人は、本業以外のことに力を注ぎます。それが何かまでは言いませんが、とにかく本業じゃないことに多くの時間を費やしているのです。

例えばですが、既存客が100人いて、それでもまだ毎月の客数が足りないとします。

僕ならニュースレターなどでお客様との関係性を深めていくのですが、既存の100人を放置して新しい顧客を獲得することにだけ力を入れる人もいます。

チラシや広告作りにばかり時間をかけたり、webマーケティングに嵌ってしまったり、それはそれで必要だとは思いますが、既存客を放置している時点でサービス業としての成功はあり得ないわけです。

もう少し極端な話をすると、10年営業していいて常連客が30人しかいないサロンってどう思いますか?

集客方法が悪い?プロモーション戦略の問題?SNS活用ができていない?

すごく言いにくいけど、たぶんそこじゃないですよね。だって、10年で30人しか顧客がいないわけですから。

恐る恐るこんなことも聞いてみます。この10年で新規のお客さんって何人来てくれましたか?と..

月に8人として、年間96人だから..1000人くらいかな?

1000人!!!だったら、970人のお客さんはどこへ??

これが答えなんですよ。集客の問題じゃないですよね。

逆に優良店に同じように数字を聞くと、このような回答になることが多いです。

新規??

うちは広告をやってないから、たぶん月平均4,5人かな。10年だと500人くらいだと思う。

既存客の数は、頻繁に来てくれる人が200人くらいで、たまにのお客さんが100人くらい。

1000人集めても繁盛しないお店、500人でも予約がとれなくらい忙しいお店。

この差はどこにあるのでしょう?誰も教えてくれません。教えてくれるのは、リピート率という数字だけ。

あとは自分で気づくしかないんですよね。