最後の昭和人となる日あなたは何をやってる?昭和時代を忘れないネットに依存しない生き方。

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どんどん変化していく時代に僕たちはいつも悩んでいる。

時代の変化を無視することは廃業を意味するとも言えますからね。もちろん僕もこれからのことを考えているし、クライアントが求めることも日々変化しています。

巨大IT会社GAFA(Google,amazon,facebook,Apple)の勢いはすごいですよね。きっと将来に向けてのいろいろな開発が進んでいると思います。想像もつかないことをやっているでしょう。

一方、大手IT会社が提供する便利なサービスを世界中の人が仕事や生活に役立ててるわけですが、最近のアメリカではGAFAを使わなくても生活できることに気づき始めているようです。

仕事上、僕はGAFAが提供するサービスをフル活用しているわけですが、ただ、ネットやスマホに依存しすぎた仕事や生活は危険なのでは?と思うようになりました。

昨年、地震によって北海道全域が停電になりました。連絡を取りたくてもネットもスマホも使えない。スマホは充電が切れた時点で情報発信も情報収拾も不可。

こんなことは一生に一度あるかないかかもしれませんが、電池が切れたら全ての関係が「無」になるような生き方ってどうなんだ?と違和感を感じたのを覚えています。

昭和時代を忘るな!人と人との繋がり

もっと人と人とがリアルに協力し合える社会を作らないと、本当の意味での幸せや感動は生まれないのでは?ネットだけではなく、リアルな関係を作ることがこれからの自分を豊かにしてくれるはずです。

人との関係といえばSNSがありますが、SNSにどっぷり依存する情報弱者同士で「特殊な世界」を作り出しているという印象があります。

技術・知識・経験・お金、何もなくても成功できる。そんなはずはないのに、それを信じる人たちが、高額なビジネス講座やセミナーにどんどん投資しています。

でも99%の人は成功なんてできません。そもそも起業やビジネスの意味を履き違えている人が多いので、だから「特殊な世界」なのです。

SNSでは「自分らしさ」や「人との関係性」が重要であることを発信する人が多いのですが、「私はこんな商品やサービスの開発をしている」と発信する人は極めて少ないです。

どこでも無料で入手できるものを、いかにも自分が特別なように見せたり、またそこに気づかない購入者も多い。『SNSビジネスは情弱対象の虚業』と言われるのもわかるよう気がします。

何歳になってもこれからどうすればいい?という漠然とした不安や悩みがつきまとうのです。

定年退職後、のんびり釣りをしながら生活している高齢者を見てどう思うか?

僕はすごく素敵な人生だと思います。自分もそうありたいと思っていますね。ただ、団塊世代の生き方と、団塊ジュニア世代の生き方はまるで違います。

得に自分で商売をやってる人は、自分で自分の未来を作っていかなければいけない。

そこにしんどさを感じるようでは20年30年と続かないと思うし、かと言って楽しいことだけをやればいいとか、そんな生易しいものはないと思います。

じゃあ、どうすればいい?

昭和48年生まれの自分はあと15年で60歳になります。人口は完全逆ピラミッド構造になってますね。

スマホ、ネット、ITがある時代に生まれてくるこれからの人間は、今が基準で仕事をするわけですが、いまだにパソコンすら使えない僕と同世代の人はこれからどうなっていくのでしょう?

令和25年。今生まれた人は25歳になってます。その頃には作業的な仕事(パート・アルバイト)はかなり減っていて、若い人たちが自社の売上を上げるために、どんどん便利なサービスを開発していくことになるでしょう。

その時、僕は何をしているのだろう?

ホームページ制作会社?コンサルタント?誰を対象に?その時の自分は若者に勝てるの?考えなくても通用しないことくらいはわかります。

でも、一つ確実にわかっていることがあります。

25年後のシニア世代は引退ではなく第3の人生のスタートとなり、シニア世代の悩みをシニア世代が解決するようになってると思います。もうすでにその動きはありますよね。

僕らが死ぬ頃には本当の意味で時代が変わっていると思いますが、時代遅れとなんと言われようと、僕が生きている間は昭和時代のご近所付き合いやおすそ分け精神を大切にしたいと思っています。

そして、今からその準備は進めています。今から10年の仕事は、自分の将来のためでもあり、必要とされる会社作りの基盤作りでもあります。

一緒に考えてくれる仲間を増やして、豊かな地域社会作りを目指します。誕生日に思ったことを書いてみました。