どんなに勉強しても方法が見つからない時の考え方

マーケティングは勉強すればするほど深みにはまってしまうことがあります。ターゲットが決まらない。差別化ができない。方法は理解できたけど現実味がないなど。

結局、慣れてるアメブロやFacebookで今までと同じような投稿をするしか方法がなくて、それで結果がでれば良いのだけど、うまくいかずに悩んでいる人が多いような気がします。

僕はその状態で「努力・根性」とは言いたくありません。今までと違う別のアイディアと勇気ある行動が必要だと思っています。

アイディアの出し方ですが、ただ頭で考えてもアイディアはでてこないんですよね。自分が普段意識していないことにヒントがあるので、無意識から見つける方が面白いアイディアが見つかったりします。

「なぜ」「なぜ」と繰り返すトヨタ方式なども良いとは思いますが、「なぜ集客できないのか?」「なぜアクセスが増えないのか?」と問いかけたところで、結局はマーケティング思考に逆戻りになってしまいます。

アイディアを出す時、まず「見るもの」「考えること」を変えます。集客やセールスのことは一切考える必要はありません。

最近集客で苦戦しているパーソナルトレーナーから相談がありました。

ブログ・動画・イベント・LINE・Facebook、いろいろやってるけど、やっぱりうまくいかない。同業も多く方法が見つからないという相談でした。

僕はこのようなお題を出しました。「子供かわいい」と思うものを100個考えてみてください。

そもそも僕はなぜ「かわいい」をお題にしたのか?たまたまカフェにいた親子が「これかわいい!」と言ってたからです。

「かわいい」をテーマにするといろんなキーワードが出てきます。かわいいぬいぐるみ、かわいい動物、可愛いキャラクターなど。

もうお分かりですよね。「日本一かわいい○○」というコンセプトの事業にできないか?と考えることができます。

具体的に進んでいることなので、話はここまでにしておきますが、自分が意識していることや、マーケティングの学習の中に全ての答えがあるわけではありません。

多分、顕在意識の中には数%の答えしかありません。これが勉強しても解決方法が見つからない最大の原因だと思っています。

数年前にヒットした「うんこドリル」この発想は面白い!と思いました。

新しいアイディアが欲しい人は、マーケティング沼から抜けだ出して、今までと違った視点で考えてみてくださいね。

6月末は久しぶりのセミナーです。テーマは売上を上げる方法です。