ビジネスの専門家だけでなく、私に相談して来る人も、よく「仕組み」という言葉を使います。もちろん自分も会議の中でこの言葉を使うのですが、たまに仕組みという言葉が伝わらないと感じる時があります。
仕組みとは何か?
簡単に説明すると、物事をうまく運ぶための計画だと思うのですが、もう少し分解していうと、大きな計画の中で、「誰が何をいつまでに実行するか」役割がはっきりしていて、確実に回るシステムが「仕組み」ではないでしょうか。
仕組みができていないということは、誰がやるか決まっていない。何をやるのか決まっていない。いつまでにやるのか決まっていない。ということになります。仮に決まっていても出来ないとするなら、経営者自身に別の理由があると考えられます。
すごく簡単な話なのですが。うちの会社では、新しいサイトの依頼が入ったら担当者にドメインを送り、「22番のタイプで!」と伝えるだけで、サイトの枠組みが完成するようになってます。わざわざ説明しなくてもたった1通のメールで物事が進んでいくのです。
会社サイトは週に1回は更新することになっているのですが、毎回毎回更新内容を打ち合わせするわけではありません。狙うべきキーワードやタイトルは会議の中でまとめているので、担当者から「何を書けばいいですか?」と質問されることもありません。
このように、「誰が何をいつまでに実行するか」を明確にすることが仕組み作りの基本なのです。一度決めたことを継続的に実行できない人はいつまでも仕組みはできないということになります。
やることをリストを作ること
仕組みを作るまえに、まずはやることリストを作りましょう。今自分は何をやるべきなのか?抱えている問題や課題を考えれば自ずと答えは見えるはずです。何をやれば良いか課題すらわからない。という方は、一度専門の人に相談してみるべきです。ビジネスで課題がわからないのは致命的な問題でもあります。
例えば、うちの会社では今このような課題があります。
・2017年7月からの新サービスと既存サービスの見直し
・メルマガの1本化
・新ブログの作り込み
・会社サイトの作り直し
・顧客フォロー用の資料作り
・見込み客フォロー用の資料作り
・動画コンテンツの作成
・デザイン制作の速度アップ
・交流の場を増やす
これらの課題や問題点を解決するために「やることリスト」を作っています。こういったことを考える時間を確保することも課題の一つとなりますので、目の前の仕事に追われている人は時間の確保も必要になってきますね。
大きな変化を求めるということは、今までとガラッとやり方を変えるということです。ですので、先月までの一番の課題は「時間を確保する」でした。
1人でも100万円200万円と稼ぎ出すことができる人は、仕組みの基本が出来ている人です。「誰が、何を、いつまでに」がはっきりしているのです。
私たちコンサルタントは「課題」を見つけるプロです。クライアントが今やるべきことが瞬時にわかり、全く集客できない場合、商品力、発信力、コミュニケーション力の何かが書けている場合が多いのです。
その中で特に重要な課題は何かと考えれば、より具体的なやることリストを作ることが可能となります。
仕組み作りはビジネス経営の基本です。
仕組みを作る上で、もっとも重要なことは明確な目標を持つことです。ここでいう目標とは妄想的な目標ではなく、達成できる具体的な目標のことを言います。例えば、起業1年目の人は30人の公開できる実績を作るという目標でも良いと思います。月に2.5人くらいは本気でやればどんな方法であれ達成できる数字だと思います。
月に2.5人の実績(モニター)を作るにはどうしたら良いか?それがやることリストです。
僕ならこうします。
・毎月100人の人と名刺交換をする
・毎日ブログを更新する
・SNS繋がりの友達や仲間に声かけをす
あとは、「いつまでに」を決めるだけですね。
「仕組み」というとすごく難しく考えてしまう人が多いようですが、そんなに難しいことではありません。
誰が、何を、いつまでに、しっかり考えてみてください。
仕組みの基本についてでした!
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