起業1年目はなんてもやった。カッコつけてなんかいられないのだ。

たまに起業1年目のことを思い出します。今だからこそ、経営やマーケティングについて多少は語れるようになりましたが、自分にも経営者1年生の時があり、本当に何も分からずに商売をしていました。

わたしは2回起業しています。

1回目の商売は11年で廃業になってしまいましたが、数年かけて事業を立て直しました。それが今の仕事となり、スタートアップ(起業)を2回経験しているのです。

よく「何をやれば良いか分からない」という人がいるのですが、私はその逆の悩みがありました。「もっとやりたいことがある」「もっと出来ることがある」「体が足りない。」という悩みでした。

飛び込み営業、ポスティング、DM、交流会各種団体での人脈構築、知り合った人との食事会など、毎日時間が全然足りません。

なぜそんなに行動できるの?と聞かれることが多かったわけですが、答えは簡単です。他の人がやってる質と量では、追いつくどころか、仕事が入るとは思えなかったからです。

例えば、今だとブログ、Facebook、他SNS、交流会などは、誰でもやってることです。自分だけがやってるわけではありません。ちょこちょこっと発信したくらいで集客できるわけはがない。と思っています。

今、もし自分が起業1年目だったら、1ヶ月で100人と名刺交換をするという目標を作ると思います。そして、その100人の中から5名のモニターを見つけ、1,2ヶ月で実績を作ってしまいます。

実際にそうしました。アメブロのカスタマイズは10人近く無理でやったと思います。

そして、その実績をブログやfacebookで公開することで、徐々に相談や依頼が増えていきました。

起業1年目は、なるべく外に出ようと決めました。ネットを使えば知り合いは増えるかもしれませんが、正直、営業力、コミュニケーション力は弱いです。

ただ知り合いが増えるだけでは商売になりませんので、リアルにお会いし、直接伝えて、「もしお友達をいたら紹介してください!」とお願いしたり..

とにかく、起業1年目は、早く結果を出すために人の何倍も動いたし、新しいことを始めるときは同じように動くと思います。

昨日、嬉しい報告がありました。

言われた通りに実践したら、5人のお客さんがモニターになってくれて、そのうち3人が継続的なお客様になってくれたという報告でした。

その人は何をやったのか?

・仕事に対する情熱を思い切って発信した

・いいね!などリアクションしてくれる人、一人一人にメッセージをした

・1日1人を目標に、外で人に会うようにした

 

たったこれだけです。

受け身ではなく、攻めの姿勢で行動したのです。

スタート段階はあれこれ考えずに行動あるのみです!

人のことばかり考えて発信をセーブしてたら、何年経っても状況は変わらない。かもしれません。

例えばこういうマイナスの考え方の方…

 

自分の思ってることを発信したら嫌われちゃうかも..

突然メッセージをしたら変な人と思われないだろうか…

相手は忙しそうだし、誘ったら迷惑かも…

このように言うと、手当たり次第メッセージやお誘いをするなんて出来ません!と言う方がいるのですが、そんなことは言ってないのです。笑

メッセージが出来ないのは関係性が弱いからかもしれません。

メッセージが出来る関係を作る、直接お話しできる機会を作る。時間はかけて関係性をつくることが大切なのですね。

スタートアップ段階の行動で悩んでる人がいたら、必死で本気で出来ることを全部やるとしたら一日なにをやりますか?

8時間じゃ足りない!ってくらいの行動リストを作ってみてください。

スタートアップ段階のよくある悩みに対する回答でした。