自分が輝くべき舞台を間違わないこと

誰もが人生に役割を持って生きてきたとされています。苦労しなくてもできることもあれば、いくら努力しても空回りすることがあり、失敗するときは大体が同じことの繰り返しであることが多いのです。逆にうまくいくときのパターンも似ていることがあり、自分を知れば知るほど、自分が輝くべき舞台が見えてくるものです。

この記事を読んでる皆さんは、個人事業主や起業家と言われる人たちだと思います。SNSを使っている人が多いと思いますが、違和感を感じたことはないでしょうか?

「どうして、あの人のブログはたいしたことが書かれてないのに、あんなに人気があるの?」

商品が悪いのか?印象が悪いのか?協調性が足りないのか?いろいろ考えることがあると思いますが、本当に努力してるのにあまりにも結果がついてこない。この場合、その人が輝くべき舞台を間違えてると考えます。

自分で自分の役割を知らないのです。

ブログの記事を書くのにどれだけなやむか?僕ならせいぜい5分程度です。PCの前で固まることはほぼありません。その気になれば1日10記事でも20記事でも更新できます。じゃあ、その発信力でノウハウを伝えたらどうだったか?正直に言いますが、僕がノウハウやテクニックを発信するとメルマガの解除率は高くなります。

出し惜しみすることなくノウハウを発信しましょう!と言う人もいますが、自分がその方法で発信するとどんどん読者が減ってくるのです。じゃあ、何を発信すれば喜ばれるのか?

それは「考え方」です。失敗談から復活劇までリアルな情報を求める人も多いのですが、ノウハウよりも気づきのある記事を求める人が多いのです。当然、表面的な反応は薄いということになります。

じゃあ、自分のブログの役割は?と考えると、気づきを与えモチベーションを高めることとなります。モチベーションが上がった状態で、経営や集客のアドバイスを行うことで、売上や客数が増えるという流れになってます。

同じように、みなさんにも様々な場面で役割があります。

全員がスターになれるわけではありません。裏で支えるプロであることがその人の使命かもしれないということです。よく成功できるのは全体の1%と言いますが、99%の人が負け組というわけではありません。1人のスターとなる人を99人で支えると考えみてください。そして、その中の重要な役割を持った1人があなたということです。

よく「成功者」という言葉を耳にしますが、僕は人生で成功者と思う人は1人しかお会いしたことがありません。複数の会社を経営していて、自分が仕事をしなくても十分な収入があります。やるべきことは関連会社の社長ととのおつきあいくらい。交流の中から次のビジネスチャンスを形に変えていくそうです。

ある人が、この社長に質問しました。「どうやったら現場から離れることができるのですか?」その社長はいいます。「そうじゃなんです。自分が現場にいると仕事が進まないんです。基本傲慢なので。笑」ビジネスはA+B=新しい価値と考えることが多いわけですが、これは会社同士でも言えます。「A社の技術」+「B社の技術」=「新しい価値」要するに、AとBを繋げるのがこの社長の得意とすることで、繋げた後は苦手ということですね。自分の長所短所、ポジションをよく理解している人だなという印象を持ってます。

この社長の真似をしようと思ってもそれはできません。やる気があるない以前に、「輝くべき舞台」の問題があるからです。

では、自分が輝くべき舞台は本当に今の選択でよいのか?