商売を安定させる為にやらなければいけないこと。

商売を安定させる為にやらなければいけないこと。

ブログで商売が安定する迄の流れを3記事書いたところ、早速数名の方から質問やメッセージをいただきました。

1年のテーマを決めて、1つに集中し「突破」することが重要であることをお伝えしました。

相談者の中に、このような方がいました。

「売上の浮き沈みが激しいのですが、どうしたら良いですか?」

エステサロンなどでコース販売している方に多い悩みです。

答えは、簡単で、顧客1人当たりの年間売上と1年の累計売上を把握できていれば悩むことはないと思います。

12ヶ月の合計が目標に届けば経営的には何も問題ないわけです。

例えば、9月は売上が悪いな〜昨年は150万円だったのに、今年は100万円しかない。

この場合、9月が下がったと思う方が多いのですが、実は全体の流れは悪くないと言ったケースが多いのです。

2013年の1月〜8月までの売上1200万円
2014年の1月〜8月までの売上1300万円

このような結果が出た場合、9月の売上が50万円ダウンしたとしても、経営全体では50万円の売上アップになります。

単月で比較分析することも重要ですが、「全体流れ」で見ることも重要です。

他にも1年で考えなければいけないことがあります。

新規客数、再来店率などです。

2013年は新規客が年間200人。再来店率は25%の50人
2014年は新規客が年間100人。再来店率は50%の50人

どちらも50人と再来店された人数は同じですが、どちらのパターンが安定経営にふさわしいかは言う迄もありませんね。

どんな小さなビジネスも、その日、その月だけを見た経営はやるべきではありません。

中には無計画で安定した売上を作るお店もありますが、ごく稀なことだと思います。

まずは、年単位で売上や客数の分析を行う習慣を身につけてください。

全体の流れを把握することで、落ち着いて考えることができるようになります。