ビジョンの作り方と重要性

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ビジョンとは、経営理念・指針に基づき、ある時点までに「こうなっていたい」と考える到達点です。「ビジョンや理念を考えても売上はあがらない」という経営者もいるのですが、本当にそれで周囲に応援され共感してもらえるビジネスを作れるのでしょうか?ビジネスは一人でやるものではありません。個人事業主や中小企業など、少人数だからこそ周りがワクワクするようなビジョンが必要なのです。

ビジョンを作るためには、先に経営の目的や理念を整理しておく必要があります。

あなたは、なぜ今のビジネスを始めたのですか?

儲かると思ったから?そうではないはずです。お客様に喜ばれることで、自分の存在を価値あるものにしたいからと考えて起業する人が多いのではないでしょうか。目的は人によって様々だと思います。まず自分がビジネスを始めた目的を整理するところから始めましょう。

1)なぜあなたは起業したのか(動機・目的)
2)どのようなビジネスで成功したいのか(商品・サービス)
3)起業家としてどのような人生を送るか(ライフスタイル)

この3つを整理してください。

起業の目的

私の場合、起業は高校時代に考えていました。学校の勉強やスポーツはあまり関心がなく、いつもアルバイトばかりしていました。熱心にアルバイトをした理由は、自分の居場所や存在価値明確になり嬉しかったからです。頑張れば褒めてくれて、お金までもらえる。提案をすれば聞いてくれて、自分のアイディアで会社全体が動いていく。このような経験を10代の頃からしていたので、「起業は必然」というのが正直なところです。

どのようなビジネスで成功したいのか?

コンサルティング業をはじめて10年になりますが、経営のアドバイスを仕事にすることをイメージし始めたのは20代後半だったと思います。広告・チラシ・単価アップ・集客・10代から見てきたサービス業の現場経験と、20代前半からはじめた店舗経営の経験を生かすことができる一番の仕事がコンサルタントだと思ったからです。

コンサルタントといっても、いろんなタイプがあると思いますが、私は「コンセプト」「土台作り」を選びました。つまり、事業計画、ビジネスモデルを専門にすると考えたのです。多くの会社やお店は、事業計画なしで経営をしています。想いはあるものの、明確なビジョンや理念がないのです。

多くの経営者が苦手とする、事業コンセプトやビジネスモデル作りなど、総合的なアドバイスを行える専門家になり、自分は代表者としてクライアントのサポートを行い、スタッフはWEBサイトや印刷物などの製作を。この形で成功しようと決めたのが今から10年前のことでした。

起業してどのようなライフスタイルを実現するか?

自由な時間、自由なお金、よく時間とお金に自由を求める人がいますが、私はその逆です。意味は似ていますが、時間やお金に不自由しないことが理想のライフスタイルの基本です。世界中どこにいても利益があがるビジネスを創ることも理想の一つです。

このように、目的を整理することで自分のあるべき姿が明確になってきます。ビジネスの目的が明確になると、次に「こだわり」や「目指すところ」が見えてきます。それが理念やビジョンとなり、周囲からの共感応援、感動を与えることがサービスへと繋がります。

 

 

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