ビジネス成功の種、どこで何をどのように育てるか?

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ビジネス成功の種、どこで何をどのように育てるか?

農作物はその地域に適したものが育ちます。同じ北海道でも、メロンが育つ地域もあれば、米に適した地域もあります。そんなことは言われなくても常識として誰でも知ってることだと思いますが、「自分のビジネスはどこで何を育てるのが適しているか?」と聞くと、答えられない人がとても多いのです。

仮に「種」を答えることができたとしても、育つイメージがなかったり、育つ環境を作ることができなければ、その種が育つことはありません。ビジネスの悩みは、種と土壌が一致していないことが原因であることがとても多いのです。

どこで、どんな種を撒き、大切に育て続ける?

どの地域にも3000円程度の整体やリラクゼーションサロンがあると思います。太い道路に面していて、気軽に利用できるので便利。料金が安いので、ちょっと疲れた方にとってはすごく嬉しいお店だと思います。

ところが、そんな3000円サロンを悪くいう人もたくさんいます。どのように悪くいうか?「国家資格もない、身体の改善方法もしならない素人を使っていい加減なサービスをしている」知識技術ともにレベルの高い人に限って、格安店を悪く言うのです。これは、美容室や理容室でも同じことが言えますね。

格安店と専門店では、育てる種・土壌・育て方は当然異なります。

「どこで」を理解すること

あなたが蒔いた種は「どこで」育つのでしょう?仮に北海道で育つとして、北海道のどこで育つのでしょうか?

・北海道のSNSコミュニティの中で育つ

・北海道の地域で育つ

・駅前で育つ

・地元郊外でそだつ

・地元の主婦コミュニティなどで育つ

 

その土には栄養はあるか?(なぜそこで育つのか?)

起業する人の多くは、ブログやSNSの中でビジネスを育てようとしますが、2年たっても3年たっても芽が出てこない人もたくさんいます。みんなが同じことをやれば、当然その土壌はすぐに飽和状態になってしまいます。栄養分の少ない土壌にいくら種を蒔いても咲くのはほんの一部の花だけ。

 

育て方は同じでいい。でも土壌だけは変えよう。

私はコンサルタントなどビジネス系のお仕事をしている人のアドバイスも行なっていますが、土壌だけは一緒にしないように意識しています。それは、土壌を同じにすることによって、能力のある人の成長を妨害してしまう恐れがあるからです。

一概に言えることではありませんが、同じ商品を持つ先生と生徒がコラボでセミナーをやった場合、生徒よりも先生に相談が入る可能性が高いはず。にも関わらず、同じ土壌でお互いに成長しようとする先生が多いのも事実。だから、先生も生徒も育たないことが多いのです。

 

種が育つ土壌とは

言葉をビジネス用語に変えると、売れるポジションとなります。飽和状態の場所や育つイメージができない土壌を選ばないこと。そして、あたりを見て、自分が育ちそうな場所がなかったら、自分で土から作ることも考えてみてください。

良い野菜や果物は、土作りが基本と言われているように、ビジネスも育てる場所(土)がその後の成長に大きく影響してきます。あなたはどんな種を、どこでそのように育てますか?起業して2年3年と大きな変化を感じない方は一度真剣に考えてみてください。