協会ビジネス、スクール運営など、講座ビジネスの注意点

協会ビジネス、スクール運営など、講座ビジネスの注意点

自分が持ってる技術や知識を教えるビジネスが流行っていますが、ほとんどのスクールなどは不安定状態な状態であるとも言われています。また、コンサルタントによっては、協会ビジネスお断りしている方もいるようです。たぶん、悪い評判の協会が多いからでしょう。

ちなみに、僕も仲間と一緒に一般社団法人全日本ビジネスサポート協会を立ち上げましたが、こちらは営利目的ではなく地域で学びの場や仲間作りの場を提供という目的で運営しています。次回の勉強会は6月末か7月前半で予定しています。

話を戻しまして、協会やスクールなどの講座ビジネスをやる時の注意点についてです。

方向性は具体的か?(理念・ビジョン・約束)

協会スクールビジネスといってもやり方は様々だと思いますが、自分の代わりの指導者を育成することを最終目的としている先生もたくさんいます。例えば、先生が作った30万円の講座を、ほかの人が売ることで手数料を得ることができる仕組みになってたりします。

決して仕組みそのものが悪いものとは思いませんが、本当に全員のメリットとなる仕組みになっているかを考えておく必要があります。

というのも、利益を生み出す仕組みに興味があるのは、協会やスクールを運営する人たちであって、その下の人や生徒さんには関係のない話だからです。

それと、ビジネスはお金集めゲームではありません。自分以外の人が30万円の商品を10個売れば、売上が300万円になります。そして手数料が30%の場合、本部には90万円もの利益が入ってくるわけですが、気をつけて欲しいことは数字だけに振り回されないことです。

こういう趣味レーションをすると、これは儲かる!なんて思ってしまいますが、スクールビジネスはそう簡単に集客できるものではありません。数字に惑わされず、本当に喜ばれる仕組みとはなにか?方向性や約束することをしっかり決めておく必要があります。

 

詳しくは認定講座ビジネスの始め方を読んでみてください。

 

講座ビジネスの失敗例

・トップだけが儲かる仕組みになっていること

・金額と講座内容が合ってないこと

・生徒が社員やスタッフのように扱われてしまうこと

・教え方がいい加減であること

・利益だけを考えて運営してしまうこと

 

いろんな失敗例がありますが、多くの原因は「不満」によるものです。関わる人たちが面白くない思いをしているということです。

不満を持たれないためにはどうすればよいか?

決して全てを相手に合わせるということではありません。ルールや規約をしっかり決めておくことだと思います。約束することは何か?逆にできないことはなにか?そして、その講座を受講するとで、何が得られたり変化するのか?

数字よりも重要なこと「理念・ビジョン・約束」を具体的に書き出すところから始めましょう!