儲からない社長の口癖「我々の業界は…」「過去のデータでは…」
若い人は業界の常識など気にせず、失敗を恐れずチャレンジしますが、ある程度経験がある経営者はどうしても過去の経験や業界の常識をベースに考えてしまいます。
他と同じやり方、今までと同じやり方では通用しない時代であることはわかっているはずなのに、どうしても凝り固まった自分の常識を変えることができないのです。
昨年、長いお付き合いの経営者と、ちょっと口論になりました。(本人も知ってるのでここに書くことは愚痴や批判ではありません。)
その会社は、手作りで素晴らしい商品を作ってる会社です。長年の実績もあるし、地元ではそこそこ知名度もあります。
ホームページが十数年前のままなので、何年も前からホームページリニューアルの提案しているのですが、一切聞いてきくれません。
「うちはネットでは売れない」と言い切るのです。
「社長!十数年前と今は違いますよ!見る人は見てますから、せめてスマホ対応に…」と提案したのですが、やっぱりダメ。
お金が欲しくて言ってるわけではなく、本当に勿体無いなーと思うから言ってるのですが、ネットでは売れない!の一点張りなのです。
それだけではありません。
売上が頭打ちになってる定番商品だけではなく、パッケージ売りや新商品も売りましょうよ!と提案したときも「今までいろいろやってきたけど、結局今の商品しか売れないんだよ」というわけです。
結局前年対比91%という結果だったそうです。(会社経営の9%は大きいですよ)
年明けそうそう、その社長に呼ばれまして、今年は今までと違うことをやってみるよ!と宣言されました。
その一つがホームページのリニューアル。やっとです。笑
ここ数年5%〜10%売上が下がり続けているらしく、今までのやり方ではダメだと気づいたみたいです。
でも、結局は過去の数字を見て言ってるだけなので、何が悪いのか本質的なことまでは理解していないようです。
いくら年上の経営者でも、言うことは言わなければいけない。でも、やっぱり言葉は選ばなければいけないので、僕はこのように言いました。
過去は過去
これからはこれから
どんどんチャレンジしていきましょう!
業界の常識、自分の常識、過去の経験、それでうまくいくなら何も言うことはありません。
でも、もし目標とかけ離れた結果になってるなら、『今までの思考と行動の結果が今の状態』ということを冷静に考えて欲しいと思います。
僕たちは過去に生きてるわけじゃない。これからのために生きてるんです。
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ここまではいいませんでしたけど、本当にそう思ってますよ。
これからの未来に期待して、チャレンジしていきましょう!
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