目指すところが決まったら何をやれば良いのか?〜夢実現計画〜

目指すところが決まったら何をやれば良いのか?

ワクワクするような理想の未来が決まっても、実際に行動に落とし込まなければ現状はなにも変化しません。

理想の未来だけではなく、そこに行き着くまでの過程も明確にならなければ、楽しみながら実行することができないと思います。

例えば、個人でサービス業をやってる方。

本当に気の合うお客さまだけを顧客にしする。自分の経営ノウハウや技術をたくさんの人に教える。独自の商品を開発して通販でも成功する。土日は休みで、年に2回は休暇を海外で過ごす。そして、目標年収は2000万円。

仮にこのような夢があっとして、今の売上が生活するギリギリのラインの場合、理想と現実のギャップが大き過ぎて実際にどんな行動を取ればよいかわからないと思います。

ここで、多くの人が妥協します。

大きな目標はまだまだ先の話し。まずはこれくらいでと、一気に最終ゴールを小さくしてしまうのです。

たしかに小さな目標をクリアするのが一番よい方法なのですが、ただ小さくするのではなく、理想の未来に繋がる小さな目標と行動計画を作らなければいけません。

目標を達成するには逆算思考で考えることが基本だと思うのですが、全てを逆算思考で考え行動することはおすすめしません。

10年先20年先のゴールから逆算で行動計画を作ったとしても、おそらく計画倒れになってしまうでしょう。この先の時代がどのように変化するかは誰も予測がつかないわけですから。

それに、ゴールは変わる可能性があります。これはブレではなく当然のことだと思います。時代の変化、与えられたチャンス、新しい価値の発見、未来に何が待っているかは誰にもわからないからです。

では、どうすればよいのか?

未来イメージは逆算で考え、短期目標や行動計画は積み上げで考えることが効果的と言えます。

 

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例えば、5年後に実現したい夢があったとします。

【逆算イメージ】
5年後 年商2000万円
4年後 2号店オープン
3年後 人材育成/商品力アップ
2年後 スタッフ募集
1年後 売上アップ

このように、具体的な逆算イメージを作り、今見える未来に本気で向うことが重要なことだと思います。(もちろんもっと具体的なイメージが必要です。)

キャリアドリフト理論をご存知でしょうか?

「キャリアドリフト」とは、自分のキャリアについて大きな方向づけさえできていれば、人生の節目ごとに次のステップをしっかりとデザインするだけでいい、節目と節目の間は偶然の出会いや予期せぬ出来事をチャンスとして柔軟に受け止めるために、あえて状況に“流されるまま”でいることも必要だという考え方を言います。ドリフト(drift)とは「漂流する」という意味。キャリアドリフトは、神戸大学大学院の金井壽宏教授が提唱するキャリア理論のひとつで、同教授によると職業人生はキャリアデザインとキャリアドリフトの繰り返しであると考えられます。
コトバンクより
https://kotobank.jp

簡単にまとめると、大きな方向付けを決めたら、過程は流れに任せて、今に集中するという考え方です。

そして、今に集中するとは、「次にこれをやる!」の連続です。

2年後はスタッフを募集しなければいけない。その為には最低1000万円の売上が必要。そして、目標売上を達成するために出来ることに本気で集中するのです。

 

もし、売上アップに集中するなら、基本この3つの数字を上げる必要があります。

客数×客単価×来店回数

1、新規のお客さまを本気で集める
2、今のお客さまにめちゃくちゃ喜ばれる
3、もっと良い商品が提供できないか勉強や研究を続ける

とにかく、実現したい未来が決まったら今に集中です。

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でも、それならいつも考えてる売上アップの行動と変わらないぞ?と思う人もいると思いますが、「本気で向う理想の未来」があっての売上アップと、未来がぼんやりした売上アップでは、行動の質や量が全然違うのです。

まとめるとこうなります。

自分の未来は具体的なイメージが必要
実現するには逆算イメージが必要
イメージが鮮明になったら今やるべきことに集中

この思考と行動で、確実に理想の未来に近づくことができます。理想は自分の欲求に素直に向き合って考えてください。自分の心に嘘をつかないことではないでしょうか。

欲しいものは欲しい。手に入れたいものは手に入れたい。素直な自分の心に問いかけてみてください。