商売人の視点とマーケッターの視点の違い

商売人の視点とマーケッターの視点の違い

(どちらが正しいかという記事ではありません。)

先日、ある企業で社内研修を行いました。

私は社員にこのように聞いてみました。「みんさんは、商売人ですか?それともマーケティングのプロですか?」

もしくは、「プロの商売人とプロのマーケッターどちらになりたいですか?」

この質問に対して、意味がよく分からないという人が30%。

商売人でありたいという人が50%、マーケティングのプロになりたいとう人が20%という結果になりました。

この記事を読んでる皆さんは、どちらが自分にしっくりくる言葉になりますか?

私は商売人タイプだと思います。

もちろんマーケティングの基本的なことは学んでいるし実践しています。

その結果、理想のお客様が集まってきているのも事実ですが、既存のお客様に喜ばれたことからの広がりの方が比較にならないほど大きいのです。

そもそも、商売人とマーケッターは何が違うのか?

これは私の考えですが、目の前のお客様に喜ばれる為にと考える人が商売人で、相手が欲しいものを売るのがマーケティングのプロ。

成功するためには、どちらも必要な要素なのですが、たぶんバランスよく両方の視点を持つ人はすくないでしょう。

もう少し具体的に言うと、チラシ集客もWEB集客も相手が欲しいものを探し続けなければいけないというマーケティングのプロ。

目の前のお客様にもっと喜ばれることはないだろうか?何をやったら感動してもらえるだろうか?これが商売人です。

(先ほども言いましたが、あくまでも私の考え方です。)

この記事を読んで違和感はないでしょうか?

そもそも比較するべきことではないということに気づいきましたか?

マーケッターは分析、改善、テストを繰り返しながら結果を出すプロ。

商売人は商品力、おもてなし、感動などで良い評判を作るプロ。

そもそもやってることが全然違いますよね?

もっとシンプルにいうなら、

新規客を集めるプロ

リピート客を作るプロ

ということになります。

視点が違って当然なのです。

社内研修では、このようなところからお話しています。

業績を上げようとした時、考え方は2つあります。

1、まずは既存客の満足度を上げて、その中から強みを見つけて新しいお客様を増やす。

2、新しいお客様を集めならが、内部を改善してリピート率を上げる。

社員のみなさんに質問しました。

1と2、みなさんはどちらからやるべきだと思いますか?

70%の人が「1」と答えました。

その理由を聞くと、まだまだ満足してもらえる接客や商品提供ができていません。力を入れるのは内部からだと思います。

という社員が多かったのです。

残り3割の人は、「それも分かるけど、やっぱりもっと戦略的に集客して売れる仕組みが必要ですよね。」と言うわけです。

じゃあ、こうしましょう。

70%の人はリピート対策を

30%の人は強みや価値をどんどん発信する

「どちらも必要なことなので、2つのチームに分かれて計画を作り直しましょう!」

ということで、第1回目の研修が終了しました。

売上を上げる、客数を増やすと考えたときに、注意しなければいけないことは、1つに偏りすぎてしまうことにあります。

仕事とはなにか?ここを理解せず売上を上げようとすると、この記事に書いた通り、そもそも比較するべきことじゃないのに議論になったり、頭の整理ができなかったりします。

第2回目の研修では、新規客を増やすために、リピート率単価アップの為にやるべきことはなにか?というお話をしたいと思います。

社内研修レポートでした。

城岡