ネットで札束を見せる国家資格者。これも今の時代の生き方なのか?

お金は決して汚いものではない。ビジネスは利益を増やし世の中を豊かにしていくもの。しかし、札束を見せてターゲット客の欲求を刺激しする集金型ビジネスには違和感を感じることもあります。

あからさまに金儲け目的のビジネスであれば特に違和感は感じないのですが、治療院ビジネスのスクールなど国家資格者が札束を見せてまで生徒を募集している姿を見かけると、残念な気持ちになってしまいます。

僕は24歳の時に椎間板ヘルニアの手術をしています。

病院に行きましたが、痛み止めの薬や注射で対処してくれるだけ。「経過を見る」「薬を飲む」という作業を何ヶ月も続けることになります。

腰痛は全く良くならず悩んでいたある時、このような広告を見かけました。

「病院で解決できない原因不明の腰痛や頭痛をお持ちの方」
「国家資格と確かな実績であなたの悩みを解決します」

僕はこの広告を信用しました。というよりも、誰でもいいから助けて…という気持ちが強かったのが正直なところ。

その治療院の先生はこう言いました。

「病院は何もしてくれないからね。」
「痛みを止めてくれるだけ。」
「3ヶ月くらいで良くなると思うよ。」

僕はこの先生の言葉を信用しました。本当に病院は何もしてくれなかったからです。

はっきりは覚えていませんが、週に2回合計30回くらい通い、言われるままあれこれ購入して50万円以上払った記憶があります。

で、腰痛はどうなったのか?

よくなるどころかどんどん酷くなりました。初めは腰痛だけだったのですが、その治療院に行くたびに太ももから足の甲まで痛みが走るようになり、自分で靴下が履けない状態まで悪化してしまったのです。

そして、治療院の先生は僕にこう言います。

「あまり酷かったら病院に行ったほうがいい。」

僕は病院で解決できない悩みという言葉と国家資格という言葉を信じてその治療院に通っていたわけですが、あっさり裏切られてしまったのです。

この時点で腰痛治療を始めて6ヶ月以上経過しています。

その後自分で立てなくなるくらい腰痛と足の痛みが悪化し、最終的には自分でタクシーを呼び病院に行くことになりました。

注射で痛みを消しレントゲン検査。そして、病院の先生は僕にこう言いました。

「どうしても我慢できないなら手術しかないよ。」

「どうして何ヶ月も病院に来なかったんだ?」

「え?治療院?そんなことをしたら悪化するに決まっている。」

僕からするとどっちもどっちです。結局、解決できないわけですから。

国家資格を持ってる人にお金儲けをするなと言いたいわけではありません。豊かになるために、成功していただきたいという思いはあります。

でも、最近見かける治療院ビジネスの広告は酷すぎます。

札束を見せて生徒集めをしたり、月商7桁だの8桁だの高額治療の売り方まで教えてくれる。

お金を得ることしか考えていないのか?そんなに金儲けがしたいなら、別の職業に変えてもらいたいという気持ちにもなります。

体の不調で悩む人は、冷静な判断なんかできません。少しでも希望があるならお金は払うんです。

世の中には施術料5万円10万円と高額治療院もあるようですが、そういう治療院に通うと本当に身体はよくなるのでしょうか?

日々、何を研究されて、どのような実績や理論があって10万円もの施術料になるのでしょう。

これも時代の変化なのかもしれませんが、最近はあまりにもひどい広告が多すぎる。そして、国家資格を武器にやりたい放題の治療家も増えてきたように感じます。

これ、俺のこと?私のこと?と思う方もいるかもしれません。

そうです。

あなたのことです。

気に入らないならSNSをブロックしていただいて構いません。

 

患者は弱っています。

辛いんです。

苦しいんです。

本当にプロの治療家なのであれば、お金なんか見せるべきじゃない。

常識とプライドの問題ですね。

弱ってる人から大金を巻き上げて、それで自分の人生が幸せになると思うならどうぞご自由に。

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個人事業主・中小企業を対象とした、ビジネスコンセプトの見直し、ビジネスモデルの再構築、SNS戦略、リピート集客の仕組み作りをアドバイスしています。