時代遅れの起業家にならないために

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時代遅れの起業家にならないために

ネット上で不特定多数の専門家にお仕事を発注することができるクラウドソーシング。文章作成、印刷物デザイン、web制作などを依頼したことがある人は多いと思います。それ以外にも数多くの仕事を依頼することできる、とても便利なサービスですよね。

本当に時代の変化は早い。クラウドソーシング用語が生まれたのは2005年なんですね。

2005年にen:WIRED Magazineの編集者であるジェフ·ハウ(Jeff Howe)とマーク·ロビンソン(Mark Robinson)が、企業が個人に仕事を外注するためにインターネットをどのように使っているかについての議論の末に用語「クラウドソーシング」を生み出した。Wikipedia

最近、私のお客さんもクラウドソーシングを利用するようになりました。そうなると、当然うちの会社への依頼は少なくなります。だからと言って、クラウドソーシングの活用方法を隠すことはありません。

時代がどんどん変化し、今までにないサービスが一般化しつつあるわけですから、逆にこういうサービスもあるんだよと教えてあげなければいけない立場にあると思っています。

 

素人がプロカメラマンに!

ここ数年、女性カメラマンが急増していますよね。フィルム時代から長年プロカメラマンをやってる人から見たらお遊びのように見えるのかもしれないけど、現実、それでビジネスが成り立っているのです。

30年カメラをやってる人からすると、技術も知識も素人かもしれいけど、お客さんは、30年のベテランカメラマンではなく、「その人」に撮影してもらいたいのです。

今売れてるものは3年後には売れなくなる

ちょっと極端な言い方かもしれませんが、今売れてるものは3年後、もしかしたら1年後には売れなくなるかもしれません。新しいものやサービスもどんどん増えていくし、ちょっとブームになれば、あっという間に同じことをやる人が増える時代だからですね。

これからの時代、時代の変化と当時に変化に対応できる自分でなければいけないと思っていますが、実はやることはそんなに大きく変わるわけではないのです。

3年後も売れ続けるビジネスを作るためには何をやればいいか?

 

経営ビジネスの基本を理解しておけば大丈夫!

どんなに時代が変化しようとも、お客様には困りごとがあり、解決することでお金をいただけるという形は変わりません。ビジネスの本質が変化するわけではないのです。

必ず、その時代その時代特有の困りごとがあるということです。

それに人は「もっとよくなりたい」「もっと便利になりたい」という欲求を持ってます。もうこれで満足!なんて時代はこないでしょう。人間ってそういうものじゃいかなと..

 

売込みも提案も通用しない時代

小さなホームページ会社はどんどん潰れていると聞きます。動画コンテンツを作成できる会社やアプリ開発ができる会社など、時代にあったサービスを提供している会社の存在も大きく影響していると思います。ブログの専門家、SNS集客の専門家もライバルになる可能性が高いですね。

ホームページの必要性、ホームページで集客する方法、ホームページにかかる費用、デザインや機能など、納得してもらわなければいけないことがたくさんあります。

自分は変わらず、時代はどんどん変化していく。とするなら、変化のない商品価値をお客様に納得してもらうのが大変になりますね。

さらに言うなら、10年後20年後には、ホームページが不要な時代がくるかもしれない。サイト自体がなくなるのではなく、それ以上に魅力的な「新しい何か」があるということですね。

 

お客さんが欲しいもが先に用意されてるか?

3年前から、サイト制作やブログカスタマイズのお客様を対象に撮影サービスを開始しています。

制作の依頼が入っても、ほとんどの人はサイトデザイン用の写真を持っていません。持ってたとしても古い写真なので使えないことが多かったのです。

「誰か撮影できる人いませんか?」「うちでも撮影できますよ!」「こんな写真です。」と言えるかどうか?先に用意しておくと仕事は決まるものです。

それに、カメラマンに撮影してもらっても、「サイトでは使えない」「イメージと全然違う」など満足できない方もいますので、「コンサルティング+制作+撮影」のお仕事はお互いにとってやりやすい組み合わせなのです。

10年先よりも「今」が大事

5年も10年も先を読む必要はないと思っています。(ビッグビジネスの場合は別ですが。)

今流行っていること。今、お客さんが困っていること。「今」を考えることで、自然にちょっと先のアイディアが出てきたり対策ができるようになります。

まとめ

・どんなに時代が変化しても、お客様の困りごとがなくなるわけではない

・時代にあった商品やサービスを提供すること

・10年先よりも「今」をしっかり知るこ(業界・お客様・自分、3つの視点)

現状を知るから未来が見える

「今」を意識する習慣が身につけば、自然に時代の変化にも対応できる自分になっているはずです。